2009年09月28日


オススメ度 ★★★★☆
「消えたプリンセス(全2巻)」 ハーレクインコミックス
広瀬美穂子 (画) ポーラ・マーシャル(原作)
■あらすじ
顔も知らない同盟国の王子との縁組みが決まったマリーナ姫は、その輿入れの旅の最中に、
覇権を争う隣国の君主にさらわれて無理やり結婚させられそうになってしまいます。
間一髪のところで傭兵の一団に救出されますが、謝礼金目当てらしい彼らもまるで山賊のよう。
でも敵領内での追っ手を誤魔化すため、そこからは傭兵隊の首領と姫とお付きの三人だけになって、
「旅の行商人」と「その情婦の踊り子」のカップルに変装しての逃避行をすることに。
そのうち首領と姫の二人は密かに惹かれあうようになるのですが・・・。
16世紀のイタリアを舞台にしたヒストリカル。
■感想・レビュー
怪しまれないようにお姫様であるヒロインも薄汚れた格好をして客の前で踊ったり歌ったりしなくてはならなくなるところなど、
逃避行のくだりはトーリ・フィリップスの「道化師は恋の語りべ」とよ~く似てました。
でもこっちのヒーローのほうがうわべは軽そうにしてても根が真面目でヒロインに対してもぐっと我慢強いので、
いまいち好きになれなかった「道化師~」のヒーローよりも私は好きです。
あ、でもこの「消えたプリンセス」は広瀬美穂子センセイのコミックスでしか読んでないので、
原作のヒーローもそうとは限らないのかな??
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