2008年05月02日
オススメ度 ★★★★☆
摩天楼の海を渡れ 全１巻 (MAY’S BESTS コミックス)
原 のり子 (作)
初版 1991年 （現在は絶版）
1巻完結の4話連載モノです。
これ以降の原さんのコミックでも度々出てくるようになるロックバンド『アクシア』のVo.ジェイと、
その日本人の恋人キミコのロマンス紆余曲折です。
親の仕事の都合で少女時代はNYで生活していたヒロインと、
当時から歌手志望だったジェイは、実は幼なじみでもあり初恋＆初体験の相手。
ですがその関係がヒロインの親に見つかり、キミコは日本に帰されてしまいます。
そして5年後、日本人の婚約者とともに結婚後のNY赴任の準備でアメリカを再訪したヒロインは、
臨時で頼まれたロックバンドの取材中に偶然ジェイと再会してしまい・・・。
私の場合、アクシアやジェイはこちらよりも先にコミックス『壁に耳ありトイレに目あり』の方で見てたんですが、
やっぱりホテルでジェイの横にいた恋人は日本人だったのね～とやっと分かってマニア心（？）がかなり満足しました。
ちなみに本書の最終話に相談相手として出てくる美容師トニーが主人公のスピンオフも存在し、
コミックス 『ミッドナイトバーニング』 の中の1編に収録されてたりもします。
（しかもこれは原のり子さんには珍しく、なんと男性同士、ゲイのロマンスです！ ）
絶版でなかなか手に入りにくいコミックですがこちらには
中古が出てる場合があります。 →アクシアが再登場する 『壁に耳ありトイレに目あり』 の記事も読む
→トニーの同性愛ロマンスが収録されてる 『ミッドナイトバーニング』 の記事も読む
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