2008年05月03日
LOVE LIES (MAY’S BESTS コミックス)
原 のり子 (作)
初版 1990年 (現在は絶版)
■原のり子「LOVE LIES」あらすじ・感想レビュー
以下の3編が収録された短編集です。
『LOVE LIES(2話完結)』 NY在住の日本人留学生ショウコと、駆け出しメタルバンドのVo.ジョンのロマンス紆余曲折。ジョンが成功していくにつれて二人は徐々に上手く行かなくなってしまい・・・・。
『摩天楼の神話』 ブロードウェイ仕込みのダンスで日本のトップスターになったナツコ。そのナツコのタンゴの舞台の振り付けのために呼ばれて来日した振付師オスカーは、かつて自分がバージンをささげ、その結果妊娠してしまった自分を冷たく捨てた男だった。
『IS THIS LOVE』 軽いラブゲームをするつもりだった男女が本気になってしまうショートショート。
絶版でなかなか手に入りにくいコミックですが、アマゾンのマケプレやヤフオクには、たまに出てる場合があります。
『LOVE LIES』 は、もしかしたらコミックス『摩天楼の海を渡れ』 の原案になった話なのか、
NYの掛け出しメタルバンドのVo.とNY在住の日本人少女のロマンスという設定や、
バンドの成功が二人の仲にとって障害になってくるところなどがよく似ていました。
原先生は当時はこういうバンドがらみのお話を繰り返し描いていたようで、別の短編集 『カマってられるか』 の中にも
設定はずいぶん違いますがメタルバンドがらみのロマンス 『銀河(ミルキーウェイ)で暮らして』 が入ってます。
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